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ザ･ボス

第二次世界大戦中にコブラ部隊を組織して連合国の勝利に大きく貢献し、
その後イギリスの特殊部隊SASの設立にも関わるなど、
西側からは「特殊部隊の母」とも呼ばれている伝説の英雄。
コブラ部隊解散後は、ネイキッドスネークを弟子として10年以上かけて育て上げた。
1964年、ソ連のヴォルギン大佐の意志に同調し、アメリカ製の小型核弾頭を持ってソ連に亡命。
ヴォルギン大佐がソ連領内で核を使用したことで米ソ両国から追われる立場となり、 最期は愛弟子であったネイキッド･スネークにより抹殺される。
だが本来、ザ･ボスの亡命は偽装亡命であり、
アメリカ政府の真の狙いはヴォルギン大佐が管理する
「賢者の遺産(第二次大戦時に米中ソの真の権力者によって蓄えられた莫大な資金)」だった。
ザ･ボスは名誉を捨て、汚名を着せられたまま葬られることで任務を完遂したのである。
その真実はスネークをはじめ、ごく一部の人間が知るのみとなった。